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食事制限の失敗談
すぐにやせたいと思っている人の中には、食事制限をして食べる量を減らせば、体重は確実に減るはず、と考えている人は少なくないと思います。
確かに食べなければ、一時的に体重は減るかもしれません。
しかし、その方法は、体にさまざまな危険が伴います。
ある女性は、無理な食事制限をして、目標だった48kgまで体重を落とすことができたそうです。
しかし、その後、体がフラフラとして毎日だるく感じ、体調を崩して風邪をひくこともあったそうです。
この人は、体重を減らすために、カロリーのことだけ考えていたそうです。
今後は、美しく健康的にダイエットするために、栄養バランスを重視していきたいと反省しています。
またある人も、カロリーを抑えることを一番に考え、極端な食事制限をして、結局失敗してしまいました。
この人の、ある日の食事をみてみると、朝食はコーンフレークだけで、昼食はヨーグルト、カロリーメイト、フルーツ、夜はおかずだけです。
このような食事を続けて、最初の一週間で3キロも減ったそうです。
しかし、朝食と夕食が食べられないことにストレスがたまり、結局我慢しきれずに、夕食をおもいっきり食べてしまったそうです。
そして、体重はそれ以上減ることはなく、増える一方になってしまいました。
このように、無理な食事制限をして、理想の体重になったとしても、体調を崩してしまったり、ストレスがたまってリバウンドしてしまったりと、良いことはないようですね。
アトキンスダイエットの失敗談
数あるダイエット法の中に、「アトキンスダイエット」という方法があります。
これは、アメリカ人の医師アトキンス氏が自分の体のために考え出した方法です。
アトキンスダイエットの方法は、糖質を減らすために、炭水化物をできるだけ摂取しないようにします。
実際には、ご飯やパン、めん類などの炭水化物をまったく摂らないというのは、とてもつらいし長続きしないので、毎食の主食をできる限り減らすことを心がけます。
また、アトキンスダイエットでは、主食を減らすのに加えて、栄養補助食品のコエンザイムQ10などを摂るように勧められます。
このようなことに気をつけて体重を減らしていくのですが、挫折してしまう人や、なかなかうまく体重が減らない人もいるようです。
アトキンスダイエットを自己流で試した人の体験談ですが、炭水化物を摂取できないということで、野菜、肉、魚だけを摂取していたそうです。
これらの食品は制限しなくていいので、お腹がいっぱいになり、はじめは続けられそうだと思ったそうです。
しかし、一週間たった頃に、39度を越える熱が出てしまいました。
この人は、めったに風邪をひかないような丈夫な体だったので、その時炭水化物の重要さを痛感したようです。
アトキンスダイエットが良いか悪いかは判断できませんが、やはり食事はバランスよく摂ったほうがいいみたいですね。
このダイエットをしようと思っている人も、自己流ではなく、ちゃんとした方法で進めることが大切です。
リバウンドの仕組み
ある人は、一ヶ月で体重を減らそうと、毎日2時間の運動を欠かさず、食事も極端に減らしました。
そして、その生活を一ヶ月続けたら、7キロもやせたそうです。
しかし、ダイエットを止めてたった2ヶ月間で、9キロも増えてしまいました。
結果的に、ダイエット前のプラス2キロとなってしまい、極端なダイエットをしたことを後悔しているようです。
それでは、なぜこのようなリバウンドが起こってしまうのでしょうか?
人間には、生命を維持するために、環境の変化に対応する能力「ホメオスターシス」という機能があります。
ここで示す「環境の変化」とは、ダイエット中の場合、摂取カロリーが減ること、急激な体重の変化、そして摂取する栄養素の変化などのことです。
ホメオスターシスが機能することで、摂取カロリーが変化しても、それに適応しようとします。
そして、より少ないカロリーでも体が生活していけるように、筋肉量や骨量を変化させます。
また、急激に体重が変化しないようにします。
つまり、これがダイエット中の「停滞期」ということです。
さらに、カルシウム不足が起こると、カルシウムを体内の骨から摂取しようとし、骨粗しょう症の原因となってしまいます。
リバウンドというのは、このような適応能力が正しく働いている状態で、体に変化が起きる前の生活に戻った時に起こるのです。
リバウンドは、程度は多少違うと思いますが、ダイエットをした人のほとんどが経験する、人間が生命を維持するための活動なのです。
成長期のダイエット
ある高校生の女の子は、高校一年生の時にダイエットを始めました。
その動機は、高校に入ってから、周りの友達のほとんどがダイエットをしていたからだそうです。
中学生までの彼女は、しっかりと昼食を摂っていたのですが、高校に入ってから周りの影響を受けて、昼食を摂らない生活を始めました。
そして、はじめの1ヶ月で10キロも体重が減ったそうです。
その後2、3ヶ月は調子が良かったのですが、昼食を抜いた分だんだんと夕食の量が増え、さらに夜食を食べるようになってしまいました。
結局、10キロ減った体重はプラス15キロとなってしまいました。
彼女は、このリバウンドに驚いて、中学時代のような1日3食の規則正しい生活に戻したそうです。
そして、ダイエットを止めてから一年は、大きな体重の変化はなかったようです。
ただ、成長期であったため、身長が15センチも伸びたため、とっても理想的なスタイルになったそうです。
彼女の場合、成長期という大事な時期に、ダイエットを始めてしまいました。
成長期は、成長のために使われるエネルギーを、大人よりも多く必要とします。
また、成長期に形成される骨は、これからの健康に深く関わってくるので、この時期がとても重要なのです。
成長期は、たんぱく質とミネラルがとても重要です。
意識的にこれらを多く含んだ食品を摂取することが大切です。
とくに、成長期の方は、食事を抜くダイエットではなく、健康的なダイエットを心がけてください。
太らないようにする方法
何度もダイエットに挑戦してもいつも失敗してしまう、という人の中には、雑誌やテレビで評判となっているダイエットをいろいろ試して、効果が出ないとすぐに諦めてしまう人が多いようです。
ダイエットというと、おいしい食べ物を我慢したり、つらい運動をしたりしなければならないから、簡単にやせることはできない、と思い込んでいる人が多いと思います。
「ダイエット」と考えてしまうから、簡単にはできないと感じるのです。
太ってしまう原因はとても簡単に考えられます。
当然のことですが、体に入れた摂取カロリーを、充分に消費しないと太ります。
つまり逆に言うと、やせるためには、摂取するカロリーを少しだけ減らして、それ以上に消費するカロリーを少し増やせばいいのです。
そのためには、今の食事の中で、控えるべき食べ物を決めておくことが大切です。
たとえば、おやつを食べる習慣があるのならそれをやめたり、摂取するカロリーが取り過ぎだと気づいたら控えたり、今の食事を見直してみましょう。
また、普段の生活でも、消費カロリーを増やすことは簡単にできます。
たとえば、エスカレーターを使わないで、階段に変えるだけで効果はあります。
また、時間があるときは、できるだけ歩いて出かけるのもいいでしょう。
このように、自分の生活を見つめ直し、それを積み重ねることだけで、立派なダイエットになります。
雑誌で効果があると聞いたから、とあれもこれも試すよりも、生活の中で行なう小さな努力を続けることのほうが、必ず効果が出ますよ。


